エルサルバドル産コーヒー豆の特徴

1. エルサルバドルってどこ？
2. エルサルバドル産珈琲はどのような味？
3. どういった飲み方がベスト？

喫茶店などでちょくちょくエルサルバドル産珈琲豆を見ることがあります。

エルサルバドル産珈琲と言っても味がなかなかイメージできないと思います。

そこで今回はエルサルバドル産珈琲の特徴をお伝えします。

1．エルサルバドルってどこ？

エルサルバドルは中央アメリカの小さな国です。メキシコの下に位置しています。太平洋のビーチ、サーフスポット、山の多い自然で知られています。コーヒー農園、熱帯雨林、滝、週末に開かれるフード フェスティバルで知られるフアユアなどの町や、鮮やかな壁画のあるアタコには、ルータ デ ラス フローレスと呼ばれるルートが通っています。

近くにグアテマラがあるように珈琲豆を生産することに適した環境となっています。

しかし、1980年から92年の和平合意締結まで、政府軍とゲリラ勢力との間で激しい内戦が続けられ、約7万5000人が犠牲になり、その傷跡は深く、現在も経済復興と治安回復が大きな課題となっています。

2．エルサルバドル産珈琲はどのような味？

エルサルバドル産と言ってもその中で多くの種類があります。

大まかな種類と味について説明いたします。

ブルボン種

エルサルバドル産の大部分の豆はブルボン種です。コクがまろやかで甘みがしっかりとしているのが特徴です。しかし、長い内戦期間中に品種改良などを行えなかった背景があります。ブルボン種は元々病気にかかりやすく育てるのに非常に手間がかかると言われています。現在で病気にかかりづらくするよう品種改良が行われています。

パーカス種

エルサルバドルで生まれたブルボン亜種から起きた突然変異種です。ローストナッツの甘く香ばしい風味と優しい酸が広がるのが特徴です。

3．どういった飲み方がベスト？

特徴である甘味を出すために、シティロースト～フルシティローストがベストとされています。甘味と豊かな香り、バランスのいい味わいを楽しめます。